Ruby CLI プレイグラウンド オンライン
ブラウザで素早くRuby CLIを実行。セットアップ不要でコードテストやデバッグ、学習が可能なオンラインツール。
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💎 このRubyオンライン実行ツールについて
CodeUtility Ruby Executor は、ブラウザ上でRubyコードをその場で記述・実行・テストできるツールです — インストールやセットアップは一切不要。実際のRubyインタプリタで動作する安全な分離環境で実行され、 2.7、3.1、3.2 をサポートします。
Rubyの基礎練習、アルゴリズムのテスト、オブジェクト指向の学習など、すぐにフィードバックが得られるシンプルで対話的なコンソールを提供します。
ローカル環境を構成しなくても、Rubyの文法を試したり、gemで遊んだり、短いスニペットをデバッグしたりできます。 学習者、バックエンド開発者、Rubyベースのロジックを試したい方に最適です。
すべての実行はサンドボックス環境で処理され、本物のRubyの挙動を保ちつつ、安全性と信頼性を確保します。
💡 このツールの使い方
- 1. エディタ上部のドロップダウンからRubyのバージョン(2.7、3.1、3.2)を選択します。
- 2. エディタ領域にRubyコードを書くか、貼り付けます。
- 3. Run をクリックしてRubyコードを実行し、下のコンソールで出力を確認します。
- 4. 実行中は Stop ボタンが表示されます — クリックすると処理を途中で停止できます。
- 5. Fix Code を使うと、構文エラーやインデントの問題を自動で修正します。
- 6. 修正後は Fixes ボタンが表示されます — クリックして最近の修正内容を確認できます。
- 7. ファイルからコードを Upload したり、エディタの現在のコードを Download できます。
- 8. 安全性と公正性のため、各実行は 20秒 に制限されています。
🧠 ヒント: Ruby環境には一般的な標準ライブラリが含まれており、コレクション、クラス、メソッドをブラウザ上で試すのに最適です。
💡 初心者のためのRuby基礎ガイド
1. 変数と定数の宣言
Rubyは動的型付けです。定数は先頭が大文字で、基本的に変更しません。
x = 10
pi = 3.14
name = "Alice"
is_active = true
MAX_USERS = 100
APP_NAME = "CodeUtility"
2. 条件分岐(if / case)
制御フローには if、elsif、else、case を使います。
x = 2
if x == 1
puts "1"
elsif x == 2
puts "2"
else
puts "その他"
end
case x
when 1
puts "1"
when 2
puts "2"
else
puts "その他"
end
3. ループ
while や until、each のようなイテレータを使えます。
i = 0
while i < 3
puts i
i += 1
end
[1, 2, 3].each do |n|
puts n
end
4. 配列
配列は要素の順序付きリストを保持します。インデックスでアクセスします。
fruits = ["apple", "banana", "cherry"]
puts fruits[0]
puts fruits.length
5. 配列の操作
push、pop、slice、reverse などで配列を操作します。
fruits.push("kiwi")
fruits.pop
puts fruits[1..2]
puts fruits.reverse
# 配列内包表記
squares = (1..5).map { |x| x * x }
puts squares
6. コンソール入出力
入力は gets.chomp、出力は puts/print を使います。
print "名前を入力してください: "
name = gets.chomp
puts "こんにちは、#{name}"
7. 関数
def を使って関数を定義します。引数を渡したり、値を返したりできます。
def greet(name)
"こんにちは、#{name}"
end
puts greet("Alice")
8. ハッシュ
ハッシュはキーと値の組で、辞書やマップのような構造です。
person = { "name" => "Bob", "age" => 25 }
puts person["name"]
# シンボルキー
person = { name: "Alice", age: 30 }
puts person[:name]
9. 例外処理
begin-rescue-end を使って例外を捕捉し、エラーを適切に処理します。
begin
raise "問題が発生しました"
rescue => e
puts e.message
end
10. ファイル入出力
File のメソッドや IO クラスでファイルの読み書きを行います。
File.write("file.txt", "こんにちは、ファイル")
content = File.read("file.txt")
puts content
11. 文字列操作
Rubyの文字列には多くのメソッドがあります(length、gsub、split など)。
text = " Hello World "
puts text.strip
puts text.upcase
puts text.gsub("Hello", "Hi")
puts text.split
12. クラスとオブジェクト
Rubyは完全なオブジェクト指向です。コンストラクタは initialize で定義します。
class Person
def initialize(name)
@name = name
end
def greet
"こんにちは、私は#{@name}です"
end
end
p = Person.new("Alice")
puts p.greet
13. 参照(オブジェクトの変更)
すべての変数はオブジェクトへの参照を保持します。関数内でオブジェクトを変更すると元のオブジェクトに影響します。
def modify(arr)
arr << "変更済み"
end
data = ["元の"]
modify(data)
puts data.inspect # ["元の", "変更済み"]